わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア23年目です

私なりに解説「七人の侍」またまたまたまたまた続き

   村を探りに来た野武士3人を、菊千代と久蔵が追いかけ一人を捕らえる。野武士のアジトを聞き出し、勘兵衛は先手を討ち夜襲を決断する。百姓・利吉の道案内で菊千代と久蔵と平八がアジトに向かった。野武士たちが潜む砦に火を放ち、寝ていた野武士たちが慌て出て来るのを待ち受け、斬り倒す菊千代たち。
  燃え立つ砦から一人の女がふらっと出てきた。利吉が女に近寄り、向かい合って沈黙する。女は、野武士に連れ去られた利吉の女房だった。利吉の顔を見て、女房は炎の中に投身した。利吉が追いかけようとするが、平八が止める。その時、野武士が射った鉄砲が平八に当たった。利吉をかばい、平八は凶弾に倒れた。一人目の侍、殉職。
  村に戻り、平八を弔う。その時山頂から野武士の襲来、菊千代は平八が考案した旗をかかげ、「来やがった!来やがった!」と皆を鼓舞し、野武士を向かい打つ体制に入った。平八の旗が、大風になびく。身はなくとも、平八も風となって、ともに戦う。
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  続く