わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア22年目です

私なりに解説「七人の侍」またまたまたまたまたまた続き

   侍、百姓たち対野武士の戦が始まった。山頂から一斉に下ってくる野武士。田畑の周囲は柵で防備が済んでいる。堀もあって容易く近づけない村の"要塞の如く"状況に、慎重に周囲を見回す野武士の頭目。村への入口への山道を見つけ、馬を駈る野武士。山道で待ち構える五郎兵衛、久蔵、百姓たち。なだれ込む野武士たちを食い止める、一騎づつ村に通し、それを勘兵衛、七郎次、菊千代たちが応戦する。そして一騎づつ野武士を討って村を防備していったが、野武士側が持つ鉄砲が気がかりでいた。野武士は3丁所持していることがわかり、夜山路で隙を見計らう野武士の鉄砲を久蔵が奪いに単身夜襲する。二人野武士を倒し、鉄砲を奪って戻ってきた久蔵を尊敬の眼差しで見る勝四郎。  

  菊千代は自分も負けじとと己の役目を逸脱し単身、野武士の溜まり所に潜伏し鉄砲を奪ってくるが、勘兵衛から「そんなの手柄にならない!」叱責される。その菊千代の奇襲に怒りだした野武士が山道から、柵をよじ登り、堀を泳ぎ方々からの思わぬ襲撃が、なんとか撃退したが、五郎兵衛が野武士の凶弾に倒れた。二人目の侍、殉職。
 平八、五郎兵衛の墓前で一人悄気る菊千代。勘兵衛が酒を差し出し、がむしゃらに飲み干す。泣き面を隠すかのように。
 続く