少女ファニーと運命の旅、見ました！ - わたなべさんの青いめがね

続けて更新するつもりだったのに、忙しく遅れてしまいました。
23日に映画「少女ファニーと運命の旅」見てきました

ナチス支配下のフランス。ユダヤ人の少女ファニーが同じ境遇の少年少女たちとリーダーとなってスイス国境を目指し逃避の旅に出る。旅の途中、支援者の大人と離れ離れになり検問に連行されたり、食中毒になったりの苦難が次々に襲ってくる。弱音を吐きそうになったときに仲間からの励ましの手により立ち上がり、リーダーとしての責務を遂行するファニーの気負いさは本当に感動した。仲間のひとりでファニーと事あるごとに言い争っていた少年ヴィクトールとのやりとり、旅のなかで彼は反発しながらもファニーとともに子どもたちの世話をし、サブリーダー的な役割となってファニーの傍らで支えとなり役目を果たす。この二人の掛け合いというか相棒感はこの物語の見もののひとつといえます！我々大人が見習わなければならない彼女たちの頼もしさ、行動力。そしてファニーとヴィクトールとの間にめばえた🌱絆(同士的なようでちょっと恋的な・・・)が子どもの枠を越えた大人の心の通い合いのように感じました！皆、親と生き別れになり支援者の大人もいないという同じ境遇、そして迫ってくるドイツ兵。親との再会を願い、助けてくれた大人たちに報いるためにもファニーたちは走る、進む。自分たちの望みに向かって国境にひたすら・・・
　久々のヒューマンストーリーに感激してきました。皆さん是非とも御覧になって下さい。