わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア22年目です

声に出して歌いたい日本文学

 2年前くらいから日本文学に夢中になりだした自分。
 きっかけは桑田佳祐の曲「声に出して歌いたい日本文学」を聴いてからである。2012年の年末に行った桑田さんの年越しライブが発端となり、この曲は有名な日本文学作品の一部分ずつを1曲の歌詞にまとめたものに桑田さんが曲づけしたもので、これを聴いてから太宰治石川啄木高村光太郎与謝野晶子・・・とはまっていってるのであります。あげくにはその文豪たちのルーツをもとめて、去年は太宰をもとめて青森に、今年は高村、石川をもとめて岩手に旅にまで行くほどの夢中ぶりで、ブックオフで小説を買いあさりと、自分が中学、高校ではそんなに文学なんかに興味もなかったし、タイトルだけ知ってて内容は知らん~ていう感じだったのが、大ファンである桑田さんが作ったこの曲のおかげで、あらためて文学を読もう!そして常識的にも有名作品のストーリーもおさえておこう!という気にさせてくれたのである!桑田さんには大感謝であり、教養を芽生えさせてくれて有難う♪とRespectの気持ちでいっぱいである。自分の希望としては、「声に出して歌いたい日本文学第2弾」をぜひとも桑田さん、作ってほしい!現役の学生たちの勉強にも影響を与えるし、自分のように大人になった者にもあらためて日本文学に向き合う機会をつくってくれる作品であると思います。もし第2弾があるのなら、泉鏡花の作品を取り入れてほしいな~と願う自分である。
 ~声に出して歌いたい日本文学~に紹介されている作品
  汚れつちまつた悲しみに(中原中也
  知恵子抄(高村光太郎
  みだれ髪(与謝野晶子
  一握の砂(石川啄木
 皆さん一度聴いてみるべし!