わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア23年目です

私なりに解説「七人の侍」またまた続き

   勘兵衛の捕り物劇を見ていた二人の若者がいた。一人は青年侍。勘兵衛に侍のあるべき本来の姿を見いだし、弟子入り志願をしてきた。勘兵衛は断ったが百姓たちの懇願騒ぎがあったりと結局は一緒について侍探しを手伝ったりと同時に侍の有り様たることを学んだ。若さ特有の潤いある眼差し、理想を抱いたこの青年を勘兵衛は久蔵が参加した際に「明日、国に発て」と侍の数に加えなかった。ショックを受け居たたまれない青年。「腕を磨く、戦に出て手柄を立てる、それから一国一城の主になる。しかしそう考えているうちに、いつの間にか、髪が白くなる。そしてその時はもう、親もなければ身内もない」と勘兵衛は青年を諭す。まだまだ前途ある青年を巻きぞいにしたくないという親心的な勘兵衛の思い。だが、百姓は「一緒に連れて来て欲しい」と頼み、平八も「子どもは大人扱いすると大いに働くぞ」と輪をかける。勘兵衛は皆の意見にはにかみ、坊主頭を撫でながら承諾した。目を溢れる如く潤わせ、童のように喜ぶ青年。
  青年の名は勝四郎 六人目の侍、今此処に。
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  そして人足の男が「強い男を見つけた」と大騒ぎしてやって来た。
  続く