わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア22年目です

今、有楽町線にて

  今、江戸川橋でガイドヘルプの業務が済み有楽町線での移動中、車内で学校帰りの盲学校の小学生が絵本を読んでいるのを見かけました。
その絵本は墨字の文のうえに透明なシートのページ(そのシートに点字で文が書かれている)が重なりそれをささっと触れてすらすら声をだして読んでいました短い白杖を傍らにおいて。
   盲学校では当然、点字を習っていることでしょう。実際点字を覚える視覚障がいの方々は減っているようなはなしはちらっと囁かれてはいますが(理由として成人、高齢になって視覚障害になった場合は点字の習得が困難だから…)、このように盲学校に幼い時から通っている人たち、中途失明でも点字を学んでいる人たちもまだまだいることに自分の点訳活動は絶対活かされているんだと信念を改めなおすことができました。
   告白しちゃうと、私は将来点字サークルを立ち上げたいと考えています。今は地域の点訳サークルの1メンバーですがあと数年、東京オリンピックが終わった以降自分がまだ若さが残っているうちにつくりたい共に学びながら、交流を深めていける人同士繋がりの保てるサークルを今現在の私の夢のひとつです。もっともっと師匠殿に教えを乞うぞ!自分の未来とその先で出逢えるか仲間のために!