わたなべさんの青いめがね

点訳ボランティア22年目です

私なりに解説「七人の侍」

 「七人の侍」私なりにに解説を書いてみたいと思います。文才に乏しいですが、感想聞かせてもらえると幸いです
七人の侍・物語
   時は戦国。ある山奥にある農村部落が麦の刈り入れが終わった後に、野武士の襲撃にあい食物の強奪、殺戮、女をかどわかしの惨事に度々みまわされた。百姓たちはこの生き地獄をどうにかしようと皆で話し合うが絶望的にふけこむばかり。そして村の長老(村長)が「侍を雇って村を守る!」と断を下す。報酬は腹一杯飯が食べられること、寝床つきのそれだけ。「腹を空かした侍を探せ」諸国転々としている浪人をスカウトするため百姓男四人は町に出て方々探すが、そう容易には見つからない。ましてや報酬が腹一杯飯が食えるでは…
   さまよっている中、町の名主宅に強盗が押し入り、赤ん坊を人質にして納屋に立て籠る騒ぎに遭遇する。皆手を出せず困惑の状況の中、一人の壮年の浪人が赤ん坊救出を名乗り出た。浪人は、近くにいた僧侶に袈裟を借り、自らの髷を切り頭髪を剃って僧侶の姿に変装し、盗人、赤ん坊が居る納屋の前に赴く。おにぎりを差し入れに盗人に渡して夢中に頬張っているスキを見計らい、浪人は納屋に単身突入!盗人を斬り、赤ん坊を助け出した!皆歓声をあげて浪人をねぎらう。そして浪人は袈裟を返し、もとの侍の格好に戻り閑静に名主宅を後にする。
   この浪人の捕り物姿を見た四人は"この人なら引き受けてくれる"一筋の希望を抱き出す。四人は意を決っし、その浪人に助けを乞うた。
   浪人の名は島田勘兵衛。

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   勘兵衛は「出来ぬ相談だな」と初め断ったが、百姓たちからの懇願、人足たちからの同情そして百姓からの村の経路や立地状況を聞いて"自分ならここに柵を立て、堀を作り、男百姓に竹槍を訓練させ…"と周囲の後押しと自らの侍たる策略心に覚め「この飯おろそかには食わんぞ」白米を手に持ち、百姓たちのために一肌脱ぐことを決心した!一人目の侍、いま此処に。
   続く