初めての大正の人！ - わたなべさんの青いめがね

　先日、祖母の入居している施設に見舞いに行った時のこと。その時は中学生の職場体験かボランティアか、学校の体操着姿で、車いすを押したりお年寄りの傍らに付き添って歩いたりと慣れてないなりにも若々しく、明るく活動している姿に感心の眼差しを抱きました

　で、施設のロビーで休んでいた時のこと。中学生4人が私の近くで休憩をしていて、その時耳に入った会話に「え～」と驚き！

　中学生A・・・「俺、今日初めて大正生まれの人みたよ！」

　中学生B・・・「めったにいないよな。」

　中学生C・・・「俺のじいちゃん、ばあちゃんは昭和生まれだからな」

　中学生A・・・「一番年いってても80代後半だよな」

　中学生D・・・「90代の人なんて俺のまわりにはいないからな」

　という会話。「そ～か、初めて見たのか～大正生まれを

僕がおまえたちくらいの年の時はあっちゃこっちゃにいたけどな～」と我が心のぼやき・・・

　けれどあとあと考えてみると、ま～わからなくもないなあと思いました。今年大正3年生まれの人は100歳になるんですよ！もう大正生まれの人が100歳代に入っちゃっているのですよね！！！まわりに最高齢な人を見かけないのもあるのだろうが、あとは核家族の世帯が多くなったせいもありますね。おじいちゃん、おばあちゃんと同居してるという世帯も昔と比べると減ってきてますよね。高齢化社会といっても、子どもとお年寄りが接する機会、環境が限られているのもありますかね。「もう大正生まれが100歳に・・・そうだよなあ、時は止まることなく進んでるんだよなあ。いずれは昭和１けた世代も100歳代に・・・あ～年はとりたくない